いじめ・嫌がらせの相談は年間どれくらいあるの?
都道府県労働局等に設置した総合労働相談コーナーに寄せられる「いじめ・嫌がらせ」に関する相談は年々増加し、平成24年度には相談内容の中でトップとなり、令和元年度は87,570件の相談件数でした
参照 厚生労働省 令和元年度個別労働紛争解決制度実施状況
精神障害の労災請求件数はどのくらいあるの?
令和元年度の請求件数は2,060件、支給決定件数は509件であり、支給決定件数のうち「嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」を原因とするものが最多の79件でした
参照 厚生労働省 令和元年度過労死等の労災補償状況
職場でハラスメントを受けたことがある人の割合はどのくらいですか?
平成31年は37.5%でした。平成24年には25%程度だったので、近年大幅に増えてきていると言えるでしょう
参照 仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019
パワーハラスメントを受けたことがある人はどのくらいいますか?
平成28年に実施された調査によると、過去3年間にパワーハラスメントを受けたことがあると回答した者は回答者全体の32.5%でした
参照 平成28年度 職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書
上司からのハラスメントで多いものはなんですか?
強迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃でした
参照 仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019
同僚からのハラスメントで多いものはなんですか?
隔離・仲間外し・無視などの人間関係からの切り離しでした
参照 仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019
仕事に関して強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合はどれくらいですか?また、その内訳はどうなっていますか?
平成30年度の労働安全衛生調査の結果によると、58%でした。 仕事に関してストレスを感じている人のうち、6割の人は仕事の質や量にストレスを感じ、約3割の人は仕事の失敗や責任にストレスを感じ、同じく約3割の人がセクシャルハラスメント、パワーハラスメントを含む対人関係にストレスを感じていました
参照 平成30年 労働安全衛生調査(実態調査)